特に配慮がない
No.129
私は理想の中に消えていく。でも彼女は……朽ち果てる全てを、燃やし尽くす炎となるでしょう。
arknights 2024/10/12(Sat) 23:16 edit_note
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旧人類オラクルだった人は旧人類としての使命とテラの大地に生きる人々への救済の狭間で揺れており、自分自身にも自分が何をするべきか分からなくなってしまったその人格をテレジアが最後に「殺し」、なんの記憶も持たないこの世界の「プレイヤー」として甦らせた。
最後の記憶を「解体」したテレジアが別れ際にゲーム内での名前を呼んでくれるじゃないですか。本当に嬉しかった。
私はゲームをやっていてゲームの中のキャラクターに名前を呼ばれて嬉しかったの、初めてです。
アークナイツが5年間すっとこの世界を真剣の描き続けて、その長い時間「ドクター」としてテラの世界を見てきた我々に、このバベルというストーリーが鋭く突き刺さって……その最後にテレジアが「あなたなのよ」と言うかのような……
自らを裏切った存在を救い、「次に目覚めたこの人を信じて」と言い残すこの高潔な魔王が……本当に愛おしくて……
鉱石病への罹患自体は源石システムの正しい行動で、罹患して同化して死ぬことが源石に情報を残して「内包された宇宙」の一部になり、人類という大きな括りの存在が終わりゆく世界を乗り越えるきっかけになる、というのが源石計画だった。
すでにこの世界では多くの人間が鉱石病によって死に、その情報を何世代にも渡り集め続けてきていた。鉱石病自体がこの世界の次に人類を残すための計画で、それを「治す」ことは計画の性質上不可避であって、止められるものではなく、止めることはそれこそ今までの罹患者や計画の同胞という多くの人々を裏切ることになる。
テレジアは源石を無害な美しい花へと転化させた。
テレシスは源石を大規模な戦争に用いようとした。
源石の「正しい」使い方としてはテレシスに加担するほかない。源石の無害化による根絶は旧人類の渇望した未来を閉ざすことに他ならない。
それでも「今を生きる人間」として分裂したサルカズとバベルの戦争を止めたかったドクターはテレシスと交渉したが、テレジアの命と引き換え以外では受け入れられなかった。
そしてドクターはそれを飲み、バベルの崩壊とテレジアの暗殺を承諾する。
ドクターはずっと「テラの人間」ではないことに苛まれ続け、過去の亡霊として使命を全うしようとしながらも、「今このテラ」のために源石、鉱石病を根絶するという希望も持ってしまった。鉱石病に苦しむ人々と、源石を無害な花に転化させたテレジアを見て。
ドクターの中で、テレジアは排除すべき存在であると同時にこの大地の希望そのものでもあった。
ここからはもう私が言うことはない……
ないが、Xで「プリースティスがオラクルの人格を書き換えた」と言っている人がそこそこいるんだが、そんな描写あっただろうか?
→ドクターの心情描写で画面にノイズがかかるところがプリースティスの思念の干渉(精神汚染?)らしい。それによって源石計画を進めるように導かれていたと。
BBー9ステージ、味方の体力バーがなく、テレジアにはBOSSマークが付いていて、画面に表示されている編成可能数は13、テレジアが倒した刺客の数も13。
これは「ドクターが刺客を率いてテレジアを暗殺しにきた」という、ゲームとしてこの上ない描写だったんだな。
ハイパーグリフ、人の心が分かりすぎているからこそ絶望の描写が巧みすぎる。
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